そして人間へ。

 

初めて自分を肯定してあげれた一年だった。

 

二浪で崩壊した自己肯定感、ずっと自分を否定して生きてきた。

 

あのときはほんとに死のうとした。

 

けど直前で怖くてこんなにも憎い自分を殺すことすらできない自分に失望してまた自分を否定して、どうして生きてるかすらわからないときもあった。

 

あの名残で包丁見るとあの衝動がよぎるから、怖くてキッチンに近づけなかったのも今年になってようやく治った。

 

 

まうでゅの存在、ほんとに大きかった。

 

途中から入ってきた音楽ド素人完全無知の自分が、こんなにもたくさんの人たちに囲まれるようになるなんて思ってなかった。

 

本当に自己肯定感が低いから、自分なんかと仲良くしてくれる人は全員好き、これは今も昔も変わらない。

 

だからその人の周りからの評価は気にしないし、自分が仲良くしたいと思ったら誰とでも仲良くする、これは自分の良いところ。

 

とにかく人が好き、自分のこのスタンスはここからきている。

 

けどそれを受け取ってもらえないことだってある。

だからそんなコミュニティは全部切った、江坂マックも、BEGINも。

 

 

けどまうでゅはそれをちゃんと受け取ってくれてた、それが嬉しかった。

 

まうでゅってサークルが、そこにいるひとりひとりが好きって気持ちが伝わっていて、だから自分ものびのびと楽しめた。

 

否定し続けていた自分のそういう良さに気づけたのはきっとそんな自分を受け止めてくれるこのまうでゅがあったから、だと思う。

 

自分の良さに初めて気づけた、だからこそ自分の悪いところに気づいたのもある。

 

極限まで自己肯定感を下げているから自分は低姿勢で謙虚だと思い込んでいたけどちがった。

 

自分はクズだから、ダメな人間だからと諦めることで、具体的な自分の悪いところを見つめることを放棄していると気づいた。

 

 

直すことを放棄して全部自分はクズだからしょうがないって逃げていた自分がいた。

 

 

合宿でのあの粗相について聞かされたとき、自分の弱さ、お酒に対する慢心、異性関係の根本的なだらしなさ、嫌というほど向き合った。

 

あの粗相があったとき、当事者も含め周りの後輩たちが自分のことを庇ってくれたこと、それは自分という人間が周りから大事にされる存在になっていたからで、だからこそ自分はここで自分の具体的な悪いところと向き合わないといけないと思った。

 

 

きっと向き合うべきことはまだまだある。

 

そして自分を肯定してもらえないコミュニティでも、自分を肯定できる強い人間にならないといけない。

 

留年はほぼ確定とはいえ、もう数年で社会人になる。

 

先輩から疎まれやすいのは、高校時代からの自分の特徴だから、たぶん社会人になって数年はそれで苦労するとおもう。

 

だから周りから否定されても自分を肯定してあげられる自分になりたい。

 

そんな変化のきっかけになったこの2022年、そしてまうでゅに感謝の1年でした。